シ ン グ ル    約 束 / 夏 の 光 
 約  束



作詞 沢 ち ひ ろ

作曲 財 津 和 夫
寝ていても つけている TVの音聞きながら 寝ぼけまなこで くちびるを くっつけた 窓ガラスに  思いがけず 冷たくされて
街を歩いている 恋人たちが 大嫌いなのは あの日から つまらないことで ケンカをしたい それから一緒に 眠りたい
涙ふいて 羽ばたいたけれど あなたしか 見えなくて いけないと思っても 身と心が ひとつになれない  扉あけて 飛び込んで
ぬくもりに抱かれても ねえ、どうして
親友の小鳥たち カゴを開け ベランダから もう、空に飛べ いつも見上げていた あなたの背中 しがみつくように 想いだす
嫌われるよりも 辛かったかも 愛されたままで 会えなくて 幸せなど もういらないから もう一度 抱きしめて あなただけの
その手で 忘れようと 恋もしたけれど ふと気づく 私って 強がっているだけね ねえ、叱って
あの海へ 約束の海へ ひとつずつ 思い出のかけら 砂に返して 波の音が ふたりをつないでる もう今は すぐそばに
優しい彼が居るけど 悲しいね
  夏  の  光 

作詞 金 子 美 香 

作曲 財 津 和 夫 
積み上げられた 荷物に座って 足を伸ばして 少し休もう ふたつあったはずの ひとつの鍵  持ち出したまんまで 戻らなかった
長い長い雨が止んだ後は 夏の光 ココロも照らすから 新しいシャツを着て出てゆこう
アナタのせいで 流した涙は  いつか私に 花を咲かせる 最後の箱にも テープを止め カーテンを外せば 抜ける青空
広い広いこの部屋抜け出して 少しくらい 一人もいいじゃない 泣かないで 蝉しぐれ これ以上
長い長い雨が止んだ後は 夏の光 ココロも照らすから 新しいシャツを着て出てゆこう